2歳児の療育子どもへの支援

2歳という時期は、未成熟な脳が発達していく時期であり、この時期に子どもは心が大きく育ち、多くを学びます。ですから、この時期にどのような体験をするのかはとても重要です。

子どもが得意とする学びと興味関心を中心に置いて、子どもが望む関わり方、子どもに合った関わり方を意識しながら、「遊び」を通して、支援を行います。

支援の例

ことばを全く話さない
子どもが使うことができる意思表示の方法を探します
名前を呼んでも振り向かない
ことばへの感受性を高めることができるかを探ります
おもちゃで遊ばず、おもちゃを口に入れる、なめるなどの行動を繰り返す
おもちゃを口に入れる、なめる以外の、子どもが理解でき、楽しむことができる遊びをさがし、子どもが遊ぶことができる遊びを提案します
場所みしり、人見知りが激しくて、泣いてばかりいる
工夫して、子どもが安心できる環境を整えます。
思い通りにならないと床に頭を打ち付けるなどの自傷や他害がある
自傷、他害に至らないような関わり方を工夫します。自傷、他害ではない拒否の表現方法を考え、子どもが使えるようにします。
危ないといっても家の中を走り回る
安全な空間で身体を動かす機会をたくさん作ります。

保護者への支援

発達支援を要する2歳児を持つ保護者の「なぜ?」「どうすればいいの?」

  • どうしてことばが出ないんだろう?
  • どうしたら子どもと気持ちが通じるのだろう?
  • どうしたら楽しく遊べるのだろう?
  • なぜ癇癪ばかり起こすのだろう?どうしたら癇癪がなくなるのだろう?
  • どうしたら夜寝てくれるのだろう?
  • いつ、危険回避ができるようになるのだろう?
  • どのように子どもを叱ったらよいのだろう?

など

こんな「なぜ?」と「どうすればいいの?」について共に考え、解決策をご提案します。

発達支援を要する2歳児を持つ保護者の悩み

  • 他の子と比べてしまう
  • 家族・親族との連携がうまくいかない
  • 相談できる人がいない
  • 子育て協力が無い
  • 慢性疲労
  • 片時も目が離せない
  • 子育て不安
  • 子育てが楽しくない
  • 子どもの言いなりになりがち

これらは、ある調査による「発達支援を要する2歳児を持つ親の悩み」です(※)。

私たちWAKUWAKUすたじおは、保護者が抱えるこのような悩み、子育ての課題についても共に考え、解決をめざします。

発達障害への早期介入

~横浜市における早期発見・支援体制と,保護者のメンタルヘルス支援の在り方について~

高木 一江(横浜市中部地域療育センター)
本田 秀夫(信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部)

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